しばたテックブログ

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WindowsでVagrantを扱う私的まとめ (Windows OSのBox作成編 Part.2)

インストール編前回の続きです。
今回はVagrant Cloud上にあるWindows Boxを使用する手順について説明します。

はじめに

原則としてMicrosoftは公式にWindows OSのVagrant Boxを提供しておらず、Vagrant Cloud上にあるBoxも有志による非公式なものになります。
(以前に期間限定でBoxファイルを公開していたこともありましたが今はありません。)

これらのBoxの安全性は一切保証されませんし、また、ライセンス上問題があるのか無いのかもわかりません。
ですので、本エントリの内容を実際に行う場合は全て自己責任でお願いします。

手順

最初にvagrant loginコマンドを使用し、Atras(Vagrant Cloud)にログインします。

vagrant login

上記のコマンドを打つとユーザー名とパスワードの入力を要求されるので入力します。
Atrasに登録していない場合は事前に登録しておいてください。

続けて、公開されているBoxファイルを探しvagrant packageコマンドを使用してBoxファイルを追加します。
ここではOpenTable社公開しているWindows Server 2012 R2のBoxファイルを追加するものとします。

vagrant box addコマンドを以下の様に打ちます。
問題がなければBoxのProviderがVirtualBoxかVMwareかのどちらを選ぶか聞かれるので環境に応じた方を選んでください。

vagrant box add opentable/win-2012r2-standard-amd64-nocm

これでVagrant Cloud上にあるBoxを追加することができます。

おまけ

最初にMicrosoft公式のVagrant Boxは無いと言いましたが、Modern.IE用のBoxファイルならある様です。