というか結構前にしていました。
The first stable release of Pester 4 is out! Thanks to all contributors, most importantly @MSH_Dave @Jaykul @alx9r @ITpraktyk & me @nohwnd pic.twitter.com/wRm50U9GjM
— Pester (@PSPester) 2017年9月13日
9月の中旬にPester 4.0.7がリリースされ、このバージョンからRCが取れ正式にStable Releaseとなっています。
Pester 3からの変更点
公式なリリースノートはこちら。
また、Peseter 3からの移行ガイドも出ています。
機能追加・変更点
主な変更点は以前に書いた
や
で説明した内容からほとんど変わっておらず、
- Shouldで使う動詞の文法の変更
- 配列を入力する際の仕様変更
- 表示色の刷新
- ContextとDescribeのネスト
- Gherkinのサポート
Add-AssertionOperator
によるカスタムアサーションの追加
といった内容となっています。
この他に、
Invoke-Pester
実行時に現在実行中のスクリプトファイル名を出す様に- コードカバレッジをJaCoco形式のXMLで出力できる様に
- パッケージのサイズを削減
といった変更も加えられたそうです。
破壊的変更・廃止された機能など
Pester 4で発生した破壊的変更や廃止された機能について本エントリではリリースノートの内容を軽く紹介する程度にとどめておきます。
破壊的変更
Contain*
の動詞はFileContentMatch*
という名称に変更されました。
これは通常の-contain
演算子の挙動と誤解されない様にするための措置になります。Assert-VerifiableMocks
はAssert-VerifiableMock
に改名されました。Get-MockDynamicParameters
はGet-MockDynamicParameter
に改名されました。- モックの実装を大幅に見直したためこれまでの挙動と微妙に異なる部分が発生します。
詳細は移行ガイドを参照してください。
非推奨となった機能
New-TestDriveItem
は非推奨となりました。*1Invoke-Pester
の-Quiet
パラメーターは非推奨になり、代わりに-Show None
を使うことが推奨されます。
廃止された機能
Invoke-Pester
の-OutputXml
パラメーターは無くなり、-OutputFile
とOutputFormat
の組み合わせに変更されます。
*1:以前も触れましたがこの関数はもともと無い様に見受けられます...