以前からPowerShell勉強会に行ってみたいと思いつつも機会に恵まれなったのですが、今回やっと参加することができました。
LTしてきました
「"PowerShell"を学ぶ方法」というタイトルでPowerShellの仕様や内部動作を学ぶ方法についてお話しさせて頂きました。
緊張からかなり早口でまくしたててしまったので聞きにくかったかもしれませんがお許しください。
私自身がPowerShellを学ぶにあたり、特に謎の多いPowerShell自体の仕様や内部動作をこう学んでいるというのを共有できればと思い書き起こした内容となっています。
「公開版」としているのは一部リバースエンジニアリングに抵触するかビミョーな部分*1があるので念のためにその部分は非公開としています。
各セッションについて
で、勉強会のメインである各セッションについてざっくりとした感想を。
細かい話しはスピーカーの皆さんから資料が出るでしょうからそちらを参照していただければ良いかと思います。
PowerShell 5.0 新機能と関連OSSのご紹介
最初は牟田口(@mutaguchi)さんのセッションで、PowerShell 5.0の新機能からデバッグ周りの機能やDSCの新機能の話、加えてTabExtension++、PSReadline、PackageManagement(旧OneGet)などOSSからPowerShell本体に取り込まれた機能ついての内容でした。
詳細は以下を参照してください。
PowerShell DSCでテスト環境を管理しよう
次は亀川さん(@kkamegawa)のセッション。詳細は上記を参照してください。
テスト用の環境構築をどう自動化するかという話をベースに、Azure上での環境構築をPowerShell DSCで全部やる、Azure Automationを使う、DevTest Labsを使うの3者で比較検討していく感じの内容でした。
DevTest Labsは初めて知ったのでちょっと試しておきたいですね。
クライアントでPowerShellを使ってみて
続けて松井さん(@moririring)のセッションで、社内のクライアントPCを初期セットアップするためのインストーラーづくりをPowerShellでやったお話でした。
対象者が開発者だけでなくデザイナーなどもいて、クライアントの環境が多岐にわたる点や、対象者のITリテラシーに差がある点で苦労された点を話されてました。
これはPowerShellに限った話ではないですが一度でもインストーラーを作ったことがあれば共感できる内容だと思います。
祝 AD15周年、PS10周年。ユーザー管理の今までとこれから
最後はちゅきさん(@chuki)のセッション。
Active Directory(ADDS)の概論とPowerShellを使った管理スクリプトのデモを行い、最後はWindows Server 2016 TPを使った新機能の紹介といった感じの内容でした。
Widonws Server 2016 TPはデフォルトだと"漢"向けのNon-GUIモードでインストールされますが、これは正式版でもこのままなのか気になります。
LT それでも僕はユニットテストを書きたい - Pester powered by PowerShell
hidariさん(@hidari0415)によるPesterを紹介するLT。資料などは以下。
私もたまーにPesterを使いますが良いフレームワークだと思います。
TestDriveについては初めて知ったので今後活用していきたいですね。
*1:むしろこの部分がLTのキモかも...