11/22に行われたJAZUG札幌支部第五回勉強会でLTをしてきました。内容について軽く触れようと思います。
あと、この勉強会から正式にJAZUG札幌支部の雑用係として働きはじめましたので宣伝もさせてください。
きたあずについて
「きたあず」とは2014年3月7日に結成された「JAZUG札幌支部」の愛称です。
JAZUG全体のサイトとは別にきたあずのサイトもあります。
http://kitaazu.azurewebsites.net/
http://kitaazu.azurewebsites.net/
普段の活動はFacebookグループで行っていますので興味があれば気軽に参加してみてください。
勉強会について
勉強会の様子はTogetterにまとめられています。こちらでおおよその雰囲気は掴んでいたいだけるかなと思います。
JAZUG札幌支部第五回勉強会~Microsoft AzureでLAMP環境を構築してみよう~ - Togetter
あと、お話いただいた廣瀬さんと工藤さんのスライドはこちらになります。
LTについて
「Azureの料金のはなし」というタイトルでLTしました。内容はタイトル通りです。
スライド内でも触れていますが、最初はAWSとAzureで料金比較をしようと考えていました。
ただ単純に考えてもAWS、Azureともにサービスが多すぎる、AWSとAzureでサービスの内容が微妙に異なり、比較するためのシステム構成やシナリオを明確にしないと比較する意味がないなと思い、Azureの料金体系の説明だけにとどめる事にしました。*1
以下でスライドの内容について幾つか補足と私見を述べたいと思います。
料金の基本
まず、Azureの料金の基本はこちらで確認してください。
早わかりガイドはこちらになります。
計算ツール
料金計算ツールはこちら。
AWSの料金計算ツールと比べてシンプルで概算を出すのには良いのかもしれませんが、正直機能不足といわれてしまっても仕方ないかもしれません。
少なくともAWSと同様にリージョンの選択とサービスの使用率(使用時間)で割ることができる様にはしてほしいところです。
MSBCで提供されている簡易見積もりシミュレータはかなり良いと思います。
購入オプション
AWSのリザーブドインスタンスと類似*2のオプションである6ヶ月12ヶ月プランが新規登録できなくなってしまい*3小規模ユーザーが長期利用の恩恵を受けれなくなったのは個人的には痛いと思います。
エンタープライズ契約は仕方ないとはいえ価格をもう少しオープンにしてもらえないかと...
で、オープンボリュームライセンスについては今年の8月に始まったばかりとはいえ情報が足りなすぎると思います。
MSBCのサイトが公式には一番詳しい内容になるんでしょうか?
特にどのリセラーさんがライセンスを提供しているのかがわからないのはつらいですね。ちょっとググった限りではDTCさんくらいしかヒットしませんし(多分大手のリセラーさんは表立って宣伝しないだけでライセンスの提供はしてるとは思います)。
Azureとボリュームライセンス
オープンボリュームライセンスとエンタープライズ契約はその名前の通りボリュームライセンスの一部として位置づけられている様で契約に関してはボリュームランセンスの契約プロセスを踏む様です。ただ、金額面やライセンスの中身についてはAzure以外のボリュームライセンスの場合とAzureで異なる内容であったりする部分があり正直よくわかりませんでした。
ライセンスの話なので営業やサポートに都度聞いて答えを得るしかないというところでしょうか。
為替レート
スライドでは深く触れませんでしたがAzureの支払通貨は国に応じた通貨(日本だと円)であるためドルに対する換算レートを持つことになります。
2009年の記事では四半期ごとに見直される予定と書かれていましたが、現在どのタイミングでレートが更新されるのかについてはっきりと書かれたドキュメントを見つけることができませんでした。
おそらく不定期に見直されるものと思われます。