つい先日Visual Studio 2017がリリースされました。
本エントリは、Visual Studio 2017をインストールするために手元の開発機にインストールされていたVisual Studio 2015をアンインストールした際の作業記録になります。
VisualStudioUninstaller
Visual Studioを一発で完全?アンインストールしてくれるすごいやつ。
Visual Studio 2013以降に対応しているそうです。
作業記録
0.はじめの状態
はじめの状態はこんな感じ。
Visual Studio 2015本体に加え、.NET FrameworkのMulti-Targeting PackやらSQL Sever Express LocalDBやらの関連するツール類が大量にいる状態です。
1. VisualStudioUninstallerのダウンロードと展開
VisualStudioUninstallerの使い方は、RelesesあるZipをダウンロード+展開して、アンインストーラーであるSetup.ForcedUninstall.exe
を管理者権限で実行するだけです。
今回は全て手作業でやりましたが、PowerShellで以下の様にしても良いかと思います。
$Uri="https://github.com/Microsoft/VisualStudioUninstaller/releases/download/v1.4/TotalUninstaller.zip" Invoke-WebRequest -Uri $Uri -OutFile .\TotalUninstaller.zip Expand-Archive -Path .\TotalUninstaller.zip
展開した結果はこんな感じ。
2. Setup.ForcedUninstall.exeの実行
Setup.ForcedUninstall.exe
を実行すると本当にアンインストールするか確認されるので「y」を入力するとアンインストールが開始されます。
アンインストールにかかる時間は環境によって異なるでしょうが、私の環境では10分くらいかかりました。
Visual Studio本体のアンインストール後に周辺ツールのアンインストール、レジストキーの削除が行われているのがわかります。
アンインストール結果
アンインストールした結果はこんな感じになりました。
VCランタイムはこのツールでは削除できない様です(多分他で使われているか否かを判別する方法が無いのでしょう)。
他にも若干アンインストールしてくれて構わないツールが残ってしまいましたが、これくらいであれば手作業で構わなかったのでそのまま手作業でアンインストールしました。
Visual Studio以外で使われている可能性のあるツールについて削除しても構わないかの判定が厳しめなのかな?という印象です。