しばたテックブログ

気分で書いている技術ブログです。

Pesterでパラメタライズドテストを行う

意外とドキュメントが無かったので*1ブログに書いておきます。

github.com

テスト例

Gistに簡単な例を上げました。
これを見てもらえば言いたいことは一発でわかっていただけるかと思います。

Pesterでパラメタライズドテストを行うサンプル

実行結果はこんな感じになります。

f:id:stknohg:20161128215803p:plain

解説

例を挙げて終わりだと流石に芸がなさすぎるので軽く解説を入れます。

サポートされるバージョン

PesterではVer.3.1からItコマンドでパラメタライズドテストがサポートされる様になりました。

導入に至る経緯はこちらのIssueに載っています。

github.com

-TestCasesパラメーターについて

Itコマンドで-TestCasesパラメーターを指定することでパラメタライズドテストを行うことができます。
このパラメーターの型は[IDictionary[]]であり、先述の例にある様に通常はHashtableの配列が来ることを想定しています。

そして、HashTableのキーがテストを実行するスクリプトブロックのパラメーターに対応します。

また、-Nameパラメーターの文字列では<HashTableのキー名>の形式で与えられたパラメーター値を展開することが可能です。

最後に

以上です。
割と見たまま直感的だと思いますので便利に使えると思います。

*1:一応ヘルプには載っていましたがわかりにくかったので...